西表島の星の砂

** 2005/10/27 撮影 **

小学生の時、子供用の顕微鏡を買ってもらい、ミジンコなどのプランクトンを見るのに夢中になっていた時期がありました。オリンパス・ペンを接眼レンズの上に乗せてシャッターを切ると、そこそこ写っていたので嬉しかったものです。

変形菌を見ていると顕微鏡が欲しくなります。ということで、中古の顕微鏡を入手しました。双眼実体顕微鏡ですが、そうとう古い物のようで、左右の接眼レンズのキレが違うし、対物レンズもこころもち曇っている感じです。オーバーホールに出すと、購入価格を上回ってしまいそうなので、しばらくはこのまま使っていこうと思います。さっそくコンパクト・デジカメを乗せてみました。左手で接眼レンズにカメラを押し付け、右手でシャッターを切っただけですので、写りはいま一つですが。

顕微鏡ステレオ写真の初挑戦は、以前、西表島で採取してきた星の砂です。星の砂は「バキュロジプシナ」という有孔虫の死骸だそうで、1mmほどの大きさがありますので肉眼でも星の形をしているのはわかりますが、顕微鏡で覗くと「なるほど、有孔虫ね!」という感じがします。

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