寒空の中、長野市で行われたえびす講煙火大会に行ってきました。打ち上げ開始は6時からですが、撮影場所確保のため、ステレオ写真仲間の花火フリーク師匠、STEREOeYeの関谷さんと午後1時に現地で集合です。今年は花火写真愛好家の出足が早かったらしく、午前11時の段階でコンテスト用の尺玉を正面に捉えることのできる位置には三脚が林立し、入り込む余地がなかったそうです。私たちは、少し右前方に尺玉を見上げる位置に場所を確保することができました。打ち上げ場所まで300m程の所なので、ステレオベースは約12mにしました。
晴天、ほぼ真後ろに14日の月、風は追い風で煙は向こう側に流れるという絶好のコンディションでしたが、やはり打ち上げ花火のステレオ撮影は難しかったです。ここの花火は河川敷のかなり広い範囲に打ち上げ場所が設置されており、一度機材をセットしたらカメラを動かすことのできないステレオ撮影の場合、全花火の三分の一から四分の一程度しか、撮影チャンスがないのです。見ているだけでも美しいから良いのですが、やはり撮影できないのは残念です。
今回もデジタルとフィルムの一眼レフ2セットで臨んだのですが、前回と同様、デジタルカメラの方は同期したりしなかったり(事前に確認はして行ったのですが)、同期しても精度がかなりあやしかったり、予想していた場所に花火が上がらなかったりで、なかなか思うような写真が撮れませんでした。20mmレンズをつけたフィルムカメラの出来に、期待したいところです。
撮影データ:
Pentax *ist DS Twin Rig, SMC Pentax-DA Zoom 18-55mm F3.5-5.6 AL 広角端
ISO 200, ND2, F11, 露光・数秒から10秒程度
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